「毒親」と「母親」の違いって何?

毒親という言葉は、随分世の中に広がりました。でも、

母親との関係に問題を抱え、悩んでいても、

うちの親は毒親だ!とスンナリ思える方と、

なかなかそうは思えない、という方に分かれます。

私のクライアント様は、後者の方が多いです。

皆さんとても心が優しいんだなあ、と思います。

(私は即毒親認定してました💦)

そうなるのは、「毒親」と「母親」の違いがはっきりしないからなのでは?

今日はその違いをお伝えしていきます。

毒親

・子どもより自分が一番大事

・子どもにやってあげても、それも結局は自分のため

・いつも自分が被害者

・自分が言動が、将来子どもに与える悪影響を想像できない

子どもは自分を幸せにすべき存在だと思っている

いかがでしょう?

無意識にそう思ってることが多いので、

このことを指摘すると大概怒ります。

(普通の)母親

・自分より子どものことが大事

・子どもが幸せなら自分も幸せ

・子どもにしてあげることが自分の喜び

・将来子どものためになる言動を心がける

子どもの自立を目標に子育てする

これらは、100%私の経験上の考えなので

よくわからない

納得できない

そういう方もたくさんいらっしゃるかもしれません。

私の母は、口では、そして意識的には、子どものためにと思って

行動しようとしてくれていました。

でも、悲しいかな、母も自分の育ちのせいで

(母親も毒親育ちのアダルトチルドレンでした)

身に着いてしまった親子の在り方、自分を守る方が先、

が無意識に出てしまい

毒親の方に入る言動が多かったです。

結局人は自分を守らなければならないと、余裕がなくなります。

お母さん自身が癒されていないと、

毒親的な言動が増えてしまうということなのですよね。

この辺のことはまた、後日ブログに書きたいと思います。

毒親  自分が一番大切、自分を守る思考

母親  子どもが一番大切、子どもが自立できることが第一目標

毒親の方に入る言動が多くても、それは自分の育ちの傷が、癒されていないだけだったりします。

癒していけば、そのような言動は解消されていきます。カウンセリングを受けて癒していけば本当に変わって行けます。

また、自分の母親を毒親認定できない方は、このへんのことを無意識に感じるからなのかもしれませんね。

ただ、目の前で起きていることをいったん受け入れない事には解決には向かえません。

いったん認めて前へ進めるようにできるといいですね。

最後までお読みくださりありがとうございました。